最近、気になる案件

「共同親権」が今国会で審議中ですけれど、結論としては反対です。子育てをすることにどれほどの時間と神経を使うことか、まして育ちざかりの子であればあらゆる場面でお金もかかる。止む無く片親になったけれど、それはそのまま親の人生でもある。親権は当然育ての親が持ち、他と同様、責任をもってそれを行使するのはきわめて自然なことと思う。親権だけをとりたてて共同扱いにすること自体が異様に映る。「子のために」を掲げて法制化するのなら、親権よりももっと窮迫な養育費の支払いを厳重に規定すべきでしょう。多少譲歩して、「互いの関係性によっては、若干の親権助言を認める」くらいに留めて、主・従の関係性を明らかにしておく。但し、助言は主が応じない限り効力無しとする。そこは双方の関係性が物言うところで、法が介入する余地はないと思うのです。

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