「結婚」を改め、「家族契約」に

”性”によって結婚を阻まれたり、親子関係を阻害されたり、とても理不尽と思われる騒動がこのところ頻発している。(昔からあったことが、今表沙汰になっているのだろうけど)              壁は何? という疑問。で、「結婚(婚姻)」が実は過去の遺物を引きづっていそうだと気付く。   戸籍制度から家制度、また戸籍制度と変遷してきたけれど、元より徴税、徴兵のための支配者の都合。社会の最小単位とする「家」も「戸」もさして違いはない。「結婚」はそれを新設、あるいは継続させる社会的にきわめて重要な要素である、あった。人民支配のための法制度。                        両者の生物学的な性への拘りはそのなごりか。                         ところが、拘りへの違和感をよそに、現実には”戸”や”家”を意識した「結婚」はほぼ昔話。3組に1組離婚している昨今である。誰もが求めているのは「信頼できる人生の伴侶」である。そんな相手に出会えれば、それが人生の幸せ。二人の間に子どもが生まれれば当然実子認定。産むことが出来ず、子どもが欲しければ養子縁組をもっと一般化して「家族」構成し、安定した平和な生活を営んで行く。それで良いじゃないかと思う。                                    性を意識した「結婚」よりも伴侶を意識した「家族」に重点をおいて「家族契約」に改めてはどうか。今を生きている者たちが時代をつくって行く。それに合致した法整備が求められる。            ついでながら、「戸」、「家」の役割は役所の「住民基本台帳」が担ってくれている。       

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